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このページでは、AlliedWare Plus搭載機種(AT-xシリーズ）の設定方法について記載しています。 旧機種(FS926M, GS924Mなど)をご使用の場合は、こちらのページをご覧下さい。

アライドテレシスのAlliedWare Plus搭載機種(AT-xシリーズ）のスイッチ、ルータで、できるだけ少ないコマンド入力でWeb GUI機能を使用するには、以下のコマンドを入力する。

enable conf t interface vlan1 ip address 192.168.1.23/24 exit service http exit

但し、上の例では、スイッチのIPアドレスは192.168.1.23, サブネットマスクは255.255.255.0となる。
上記コマンド入力後、PC側アドレスを192.168.1.xxに設定すれば、ブラウザ(https)で設定可能となる。

解説

アライドテレシスのスイッチでは、初期状態では管理インタフェースにIPアドレスが設定されておらず、Webサーバ機能も有効になっていないため、 せっかくのWeb GUI機能もそのままでは使用できない。
そのため、Web GUI機能を使用するには、まずコンソールケーブルを接続し、コマンドを入力する必要がある。
現場でコンソールケーブルが見あたらない場合を考えると、初期状態でIPアドレスが設定され、Web GUI機能も有効になっていて欲しいところであるが、アドレスの競合などを考えると、そのような仕様にすることは難しいかもしれない。

ログイン直後、かつ初期状態から、Web GUI機能を有効にするための最短手順は、

1. enableコマンドにより、特権EXECモードに移行
   これにより、コマンドプロンプト末尾が“(config)#”に変化
2. configure terminalコマンド（conf tと省略可能）により、グローバルコンフィグモードに移行
   これにより、コマンドプロンプト末尾が“>”から“#”に変化
3. vlan設定モードから、デフォルトVLAN (vlan 1) にIPアドレスを設定
4. vlan設定モードを抜け、HTTPサーバ機能を有効化

以上の手順により、スイッチへのWeb GUIアクセス用が可能となる。

なおWebブラウザとスイッチ間の通信にはHTTPSが使用されるので、上記例では、URL欄に https://192.168.1.23/ と入力する。 なおスイッチは認証されていない自己署名のSSL証明書を使用しているので、ブラウザでWeb GUIにアクセスするとセキュリティ警告が発せられる場合があるが、 そのまま実行して差し支えない。
ログインページが表示されたら、ユーザ名（デフォルトではmanager）、パスワード（デフォルトではfriend）を入力してログインする。

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